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井戸の再生(3)ハツリと掘削

前回、ツルハシでのハツリを断念しました。

その後ヤフオクで電動ハンマーを購入しました。
相当使い込まれているものを約5,000円でゲット。
一泊二日のレンタル2回分でモトがとれる値段です。
でも、ヤフオクはまさに玉石混交で5,000円が水の泡と消えることも覚悟です。

いざ!ハツリ始めます。

あまりの爆音にビックリ!
イヤープロテクターの付いたヘルメット(チェンソー用)を被ります。
それでもハツリは進み、要領をつかむと少しクセになりそうな作業です。
鉄筋が入っていたのは最初だけでしたが、鉄筋がないところでもツルハシではとても歯が立ちそうにありません。
コンクリートは便利で施工性も良いので好きですが、こうした作業を行うと「多用厳禁!」と痛感します。

井戸の近くは、井筒まで破壊しないように慎重にハツっていきます。

無事ハツリ完了。
鉄筋はディスクグラインダーの刃を切断砥石に交換して切断します。

続いて地面を掘ります。
今は使われていない排水管が出てきました。

昭和30、40年代の頃のものと思いますが、昔は丁字管が無かったのでしょうか?
切り込みを入れた本管に立上り管を被せ、周りをコンクリートで抱かせてあります。
塩ビ管がペラペラなのは経年変化で薄くなったのかもしれませんね(笑)

埋設管の深さが約30センチになるように掘ります。

問題の井戸側面の貫通部分に取り掛かります。

井筒の下に基礎石があります。
その下は粘土で固められていて、井戸内へ土が崩れないようにしてあるみたいです。
この粘土部分に横穴をあけるように掘って無事井戸内に貫通させることができました。

<続きます>

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