外灯を設置することにして、前回、電気ケーブルの敷設ルート等を検討しました。
井戸ポンプ用として既に敷設してある電気ケーブルを延長する形で、上図で朱色点線のルートで敷設します。
まずは地面の掘削から。
地山は山土で掘りやすいものの、周囲にある庭木の根が邪魔します。
木の根は極力切らないようにし、その周りの土を地道に取り除いてCD管(ケーブルを収容)を敷設できるスペースを確保します。
この時期、こうした作業をしていると野鳥のジョウビタキが近寄ってくるので楽しくなります(ジョウビタキは土の中にいるミミズなどの虫を狙っています)。
そして、外灯設置予定箇所付近まで掘り進められました。
この溝にケーブルを収めたCD管を敷設することになりますが、ケーブルについては3芯(電線が3本)のもの(VVF1.6×3C)を使う予定です。
外灯の電源としては2芯で良いのですが、念のため外灯も接地(アース)することにし、3芯のうち1芯を接地線として使う考えです(D種接地線の要件は1.6mm以上のためVVF1.6が使用できます)。
また、井戸ポンプも接地が必要なため接地線はポンプ設置箇所付近に打ち込む予定のアース棒に接続したいと考えています。
CD管については3芯のケーブルの外径から内径22mm(>ケーブル外径×1.5)のものを使うことにし、必要延長分をホームセンターで購入してきました(約80円/m×8m)。
- (前回)主屋→井戸ポンプ VVF1.6×2C CD16
- (今回)井戸ポンプ→外灯 VVF1.6×3C CD22
ところが、CD管にVVFケーブルを通そうとしても途中でつかえてしまいます。
前回(CD16にVVF1.6×2Cを通線)は余裕だったのですが、今回(CD22にVVF1.6×3Cを通線)はケーブルが太い分、可とうしにくく、うまくいかないようです。
こうした場合、通線器を用いるようですが、持っていませんので下写真のとおりCD管、VVFケーブルともに真っ直ぐに伸ばして行ったところ、なんとか通線できました(それでも8mが限界のような感じ)。
こうしてケーブルを収めたCD管を先ほど掘った溝に敷設していきます。
たくさん横断している木の根の下を通していきます。
これが金属管だと大変ですが、CD管は自由自在に可とうするため容易に敷設できます。
敷設するとともに埋め戻してCD管を固定していきます。
CD管を敷設したところには最終的には縁石を設置しますので、埋め戻しは半分程度の深さまでとしています。
起点側(ポンプ設置予定箇所)は主屋からのCD管とまとめて下写真のとおり立ち上げておきました。
終点側(外灯設置箇所)については下写真で朱色点線のとおり立ち上げることにします(郵便受けや表札を設置してある金属パイプにジョイントボックスを設置する計画)。
埋め戻して完了。
これでポンプ設置箇所から外灯設置箇所までケーブルを延長することができました。