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耕作放棄地の再生(23)雑木林

前回までで、水田の北側(下写真で正面)についてはとりあえずのところ整備を終えることができました(ここまでに3シーズンを要す)。

今後は少なくとも現状を維持し、隣地に迷惑を掛けないようにしていく考えです。
また、余裕があれば山の奥側に向かって竹を後退させつつ、雑木林に移行できればと思っています。

あとは、水田を挟んで反対の南側(下写真)です。
こちらは昨シーズンから整備を始め、昨シーズンは水田にせり出している樹木の伐採や笹刈りを行いました。


(2017年4月)

竹(モウソウチク)は侵入しておらず雑木林の状態とは言え、中は蔓がはびこって下写真の状態です。

蔓に巻きつかれて枯れている木もあり、それらを整理するつもりで昨シーズン、蔓の根元を切っておきました。
1年後の現在、蔓の枯死とともに枯れ木が倒壊しています。

これらの枯れ木を玉切りし、邪魔にならないところに積んで腐るのを待ちます。

本来なら持ち帰って薪にするなり、畑に置いて堆肥化したいところですが、なかなかできないものです。

続いて、生きている木に巻きついている蔓も整理していきます。

上写真で中央付近に直立しているのが木(カシ?)で、その他はすべて蔓です・・・。

既に枯死している蔓(昨シーズンに根元を切断)が多く、意外と作業が捗ります。
蔓を整理し、笹を刈ると一気に雑木林らしくなってきます。

昔、夏になると里山でカブト虫などを採ったことを思い出しますが、当時(昭和50年代)はまだこんな感じで中へ入っていけるところがあったものです。

木立の間からは対面の山や水田を見通せるようになりました。

田面側から見ても下写真のとおりスッキリしたように感じます。

まだ一部しか整備できていませんが、暖かくなり、そろそろマムシが活動し始めますので、今シーズンはここまでとします(ブログ記事は遡って書いており、実際には3月下旬のこと)。
来シーズンは薪用に樹木を伐採しつつ整備を続けたいと考えています。

最後に、昨年に見つかった進入路跡の笹刈りをして完了
(と言っても、これからの季節は田面の草刈りが待っています・・・)。

<続きます>

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