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庭木の剪定(16)チャボヒバの伐採

ひと月ほど前から庭木の剪定を行っています(朝活として朝1時間ずつ)。
10月中には終えられるだろうと思っていたのですが、秋雨や台風の襲来が続いたことで、以前のブログ記事からあまり進んでいないような状況です・・・。
まぁ、慌てて事故でもしたら大変ですので、ボチボチと進めていくつもりです。

ただ、気温が下がってきたことから、寒さに弱いと言われるマキを先行して剪定することにします(逆に早過ぎると剪定後に新芽が出てしまいます)。
マキは垣根(延長50m)と仕立もの1本があります。
垣根は今年6月(年2回)にも刈り込んでいますので、今回は軽く揃える程度で済みます。

上写真で左端に写っているのが仕立もののマキ(剪定済)です。

公道沿い(下写真)は、秋雨を理由に伸ばし放題と言うわけにもいきません。

その反対面は畑なので伸ばし放題でも構わないのですが、同様に刈り込みます(車の往来を気にせずに作業できるので、こちらのほうが丁寧な仕上がりです)。

マキの剪定をどうにか終えられたので、引き続き、ほかの庭木を剪定していきます。
下写真で右端のアラカシの剪定に取り掛かりましたが、隣のチャボヒバ(ヒノキ科の園芸品種)と接しているところが剪定できずに残っている状態です。

チャボヒバのほうも同様の状況なのですが、さらにチャボヒバのほうには石が多く(川を模したものが作ってあります)、梯子を立てることさえ困難です。
そんなこともあって昨年も剪定しておらずボウボウ状態・・・。

ところで、この庭は新しい庭木でも樹齢70年以上で、樹木の成長に伴い満員御礼状態になっています。
さらに(私にとっては)庭が広くて木の数が多いことから、今回のように雨天が続くと剪定が追いつかないような状況になってしまいます。
そこで、4年ほど前から老木や剪定作業の支障になるものを中心に更新(伐採→植樹)を図っています。
先月には下図で左側にあるシラカシを伐採したところですが、このチャボヒバ(下図で右側)も伐採することにします。

下写真は15年ほど前に撮影したものですが、当時のチャボヒバは今よりも随分と背が高かったことがわかります。
その後、亡き父が朱色矢印のとおり切り下げたのですが、父もこのチャボヒバの剪定には手を焼いていたのでしょう。

では、伐採します。
庭木が密集していますので、伐倒するときに巻き込んでしまわないように枝を落とします。

幹だけになったことで分かりやすくなったのですが、このチャボヒバは西に向かって傾いているのです(下写真で朱色点線)。
伊勢湾台風(昭和34年)のときに暴風(東風)に煽られ、こうなったと聞いています。

伊勢湾台風の証人のようなチャボヒバですが、根本から伐倒。

満員御礼状態が解消され、庭全体のバランス的にも悪くないような感じです。
木立の間からお隣の家のサクラの木(上写真で奥側)が見えるようになりました(春には花見を楽しめるかもしれません^_^)。

切り株を見ると、チャボヒバは成長が遅いと言われるだけあって年輪が詰まっています。

伐採に伴い大量の枝葉が発生。

葉の部分は切り分けて畑のマルチ材(→堆肥)とします。

その他の部分も薪や焚き付けに分けて有効利用します。

幹ついては薪にするのは勿体ないようにも感じますので、玉切りはとりあえずペンディング。

<続きます>

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