サイトアイコン 鈴鹿で里山&古民家再生

庭木の剪定(14)マキ垣

前回、サツキなどを剪定しましたが、この時期の剪定で残すはマキの垣根です。
このマキ垣の剪定は年二回(6月、10月)行なっているのですが、延長が50m程度あるため一仕事になります。

これまでは刈込鋏だけを使って剪定していたのですが、今回から生垣バリカン(ヘッジトリマー)を併用することにします。
と言うのは、刈り込んだ枝葉を畑の被覆材などに活用しているのですが、バリカン+チップレシーバー(下写真)を使うと枝葉を容易に回収できるらしいのです。

垣根の側面部は刈込鋏を使っても下写真のとおり枝葉を回収できるのですが、上部は垣根内に落ちるものが多くほとんど回収できませんでした。

何しろ我が家のマキ垣は高さよりも幅のほうが大きいぐらいですので、上部の枝葉を回収できれば大きいのです。

バリカンの機種としては、植木屋さんが使っているエンジン式のものも検討したのですが、エンジン音が大きく朝活(早起きして1時間作業)で使えないことや、重い(5kg程度)ことから却下しました(エンジン式の価格は5万円程度)。
一方、電動式(充電式)のものには電動工具用のバッテリー(マキタ14.4V)を使えるものがあり、重さもエンジン式の半分程度(約2.5kg、バッテリーを含む)です。
そのうえ価格も本体のみ(バッテリー別)なら1万円程度とエンジン式に比べ相当安価です(相応の性能なのでしょうが)。
と言うことで、マキタのMUH364D(14.4Vバッテリー、刃幅360mm)を選定しました。

では、マキ垣を刈り込んでいきます。
側面はこれまで通り刈込鋏を使い、上部をバリカンでカット(下写真で左側が刈り込み後)。

バリカンの刃幅が小さいため両側から刈り込む必要がありますが、特に問題なく刈り込めます。
そして、刈り込んだ枝葉はうまい具合にチップレシーバー上に溜まるため、刈り込んだ枝葉のほとんどを回収できます。

刈込鋏を使った場合に比べると切り口の仕上がりが雑な感じですが、まあ近くで見ない限りは分かりません。
一方、ブレードが定規のようになるため平面が容易に出せるのが良いですね。

このような機械を使う場合、準備や後片付け、そして作業時の取り回しが案外、面倒だったりするものですが、それを補うだけのものがあるように思います。
エンジン式道具(刈払機等)や電動工具に慣れているためか、動作が遅くカッタルイ感じがしないでもないですが、刃物であることに違いなく油断は禁物ですね。

そして無事、刈り込み完了。

マキ垣以外は刈込鋏で用が足りますので、バリカンは注油して次回10月の剪定まで保管しておくことにします。

<続きます>

モバイルバージョンを終了