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薪ストーブの導入(7)屋根貫通部の煙突設置

前回、大工さんに煙突瓦の設置(瓦屋さん担当)と屋根貫通部の造作をしていただきました。

屋根貫通部の造作において、屋根下地(野地板)の上下面は不燃材のケイカル板を張り、木材が直接煙突に面することがないようにしています。
しかし、野地板の小口及び木端面(t=12mm)は現状では煙突に直接面しています(離隔はあります)。
その面にもケイカル板を張るつもりでしたが、大工さんに屋根下地(野地板)を円形にくり抜いてもらうようにお願いしてしまった結果、円形のカット面にはケイカル板を当てることができません・・・

たかが野地の板厚さ分(12mm)で、しかも二重煙突を使い離隔もあります。
しかし、火を扱うことですので念には念を入れたいと思います。

そこで、野地板の小口及び木端面にもケイカル板を当てることができるように野地板を四角形に切断することにします。

屋内側から切断します。
このため、煙突瓦を取り外す必要はありません。

これで野地板の側面にもケイカル板を当てることができます。

今後正確な煙突設計を行うため、煙突の正確な中心位置を知りたいと思っています。
屋根貫通部の煙突を設置するため、とりあえず直管(L=800mm)1本だけを入手していますので、それを設置することにします。
煙突の固定には便利な金具(ホンマ製作所製)がありますので、それを使います。

煙突の固定では鉛直にするのがなかなかうまくいかなかったため、金具を先に煙突に取り付け、鉛直を確認しながら屋根(垂木)にビス留めすることにしました。
しかし間隔が狭くドライバーが入りませんので、六角頭のビスをレンチで締めました。
こういうビスがちゃんとあるものなんですね!

鉛直になっていることを再確認します。

屋根貫通部のみ煙突を設置できました。

ところで、煙突瓦は昔カマドに使っていたものと同じ貫通部の口径がφ200mmのものを大工さんを通じて瓦屋さんに手配していただきました。
しかし、実際の煙突(外径φ200)を通してみるとキツキツで煙突の鉛直が取れないため、口径φ215mmで再手配していただいたものを使用しています。

<続きます>

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