サイトアイコン 鈴鹿で里山&古民家再生

井戸の再生(9)土間コン復旧

前回、ポンプを無事運転させることができました。

その後、不具合なく良い感じで動いています。
配管からの漏水もないようです。

ただ、自信のなかった、バルブの雄ネジ(R)と塩ビ管ソケットの雌ネジ(Rp)と接合部を触ると、結露しているかのように少しの濡れがあります。
酷くなるようなら、やり直しです・・・
埋設部ではないので比較的容易とは言え、酷くならないことを祈るばかりです。

埋設部分での漏水はありませんでしたので、ハツった土間コンの復旧です。
その前に・・・

コンクリートは、打設するのは楽しい作業です(あくまで小規模の場合ですが)。
一方で解体するのは大変な作業で、そのうえ処分に困るコンクリート殻が大量に発生します。
土間コンを復旧する前に将来のことを少し考えます。

井戸水は、いまのところ質・量ともに良好です。
将来的には宅内給水にも使うことを視野に入れたいと思います。

ちょうど今回配管した井戸水の給水管を直交する形で、上水道の給水管が通っています。
ここで切り替えれば、宅内で井戸水が使えることになります。
(井戸水の給水管と上水道の給水管を接続することはしません。これは「厳禁」です。)

ただ、全て井戸水というのは不安ですので、別系統で上水道を宅内に引き込むことになります。
その場合、今回土間コンを復旧するところに再度配管することになります。
そこで、その部分だけは解体しやすいように薄い(15mm程度)モルタル敷にとどめることにし、その分を砂利でかさ上げします。

では、コンクリートの打設です。
土間コンをハツったときに発生したコンクリート殻を砂利の代わりに使います。

コンクリートを打設します。
(モルタル敷にとどめるところは除いています。)

モルタルを全面に打設します。

井戸の井筒(陶製)はコンクリートで包まれていますが、一部がむき出しになっています。
コンクリート作業のついでに、この部分も直します。

型枠を組んでコンクリートを流し込めば良いのですが、上部が張り出しているため流し込めません。
面倒ですがモルタルを塗り重ねることにします。
横着して、無謀にも今回5cm(下のレンガが隠れるぐらい)を目標に塗り付けます。
(普通は1.5cm程度かと思います・・・)

なんとか塗りつけできました。

上部の張り出しまでは、さらに5cm程度塗り重ねしなければなりません。
次のモルタルの付きがよくなるように櫛目を入れておきます。

シートで養生して本日の作業終了。

<続きます>

モバイルバージョンを終了