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井戸の再生(4)配管

前回、土間コンクリートをハツって、土を掘りました。

ようやく配管です。
配管には塩ビ管VPの口径φ20mmを使うことにしました。
上水道の宅内配管は口径φ13mmが多いですが、井戸の場合は圧力損失を小さくするため、より大きい口径を使うようです。

配管は水の流れに従い上流から下流に向かって行うことにします。
まずは井戸側面の貫通部です。

倉庫への引き込み部分は、基礎コンクリートの下を通します。

水平器で勾配を確認し(特に井戸からポンプまでの吸い込み側は逆勾配にならないように)、全体を配管します。

本来は配管が完了した時点でポンプを試運転し漏水がないことを確認するそうです。
しかし、ポンプ自体まだ手に入れていません・・・
この状態で雨が降ると、井戸側面の貫通部への影響が心配です。
ということで、漏水の確認を行わないままに埋め戻します。
(塩ビ管の配管はほんの少しだけ経験済みなので大丈夫でしょう!?)

井戸側面の貫通部分は粘土を使ってしっかり充填しておきます。

この粘土は昨年の主屋の工事で発生した壁土です。
百年以上前のものでも、このように再利用できるのは自然由来のものだからでしょう。

給水栓付近などを残して埋め戻し完了。

倉庫内は立ち上げのところまで配管しました。

手前側が吸い込み側。
奥側が吐出側になります。
あるメーカーのポンプの仕様をもとに管の位置や高さを設定していますが、ポンプの選定はこれからです・・・

<続きます>

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