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自然農:畑に天の川が出現!

前回のブログ記事で、自宅に隣接する畑(自然農)の様子をお伝えしました。

野菜(菜の花)や果樹の花が満開。
しかし、これらの花だけでなく、畑は自然農で無除草のため雑草も咲き誇っています。
下写真で畝上に数多の小さな花を咲かせているのはオオイヌノフグリです。

オオイヌノフグリの花は「星の瞳」と言われますが、あたかも畑に天の川が現れたかのようです。
そんな天の川のなかでネギ(九条葱)を育苗しています。

ネギは既にあるので育苗する必要がないのですが、種が余っていたので、昨秋、タマネギを育苗する際に一緒に種を播いておいたのです。

既にあるネギ(九条葱)は昨秋に株分けしておいたところ、分けつして大きく育っています(そろそろ葱坊主ができそうな感じ)。

一方、タマネギのほうは下写真の状態です。

こちらの畝はホトケノザが覆っています。

タマネギは多肥を要するため、これまでなかなかうまく育たなかったのですが、昨年から収穫できるようになり、今年はさらに昨年より良い感じです(バラツキはありますが、晩生種のため十分な大きさだと思います)。

タマネギも収穫できるようになってきたので、自家採種してみようと昨秋に昨春収穫したものを植え付けてあります(下写真で手前の大きいもの。ネギと同じように葱坊主ができて採種できます)。

ニンニクもネギやタマネギと同じくユリ科(ネギ科)の植物ですが、その現状が下写真です。

根元が腕の太さほどにまで成長しています。

ニンニクは野草化して増えすぎたため昨年、大半を駆除!?したのですが、その際に一部を植え替えておいたのです。
さすが野草化するだけあって、植え替えてやると一段と元気になります。

ちなみに、植え替える前は下写真のように分球しまくって満員御礼状態でした(^_^;

当然、一つ一つの球は分球して小さいです・・・。

自然農:モンキーバナナが無事越冬

前回、育苗ハウスを畑(自宅に隣接)の一角に設置しました。

早速、夏野菜(特にナス科)を育苗し始めましたが、ハウス内にスペース(約1坪)の余裕があるため、昨秋、屋内に退避させたモンキーバナナ(下写真は昨年10月下旬)もハウス内に入れることに。

モンキーバナナは10℃を下回ると枯れてしまうとのことで屋内に退避させてあったわけですが、屋内は日当たりが十分でないため、早く屋外に出してあげたく感じていたのです。

3月中旬、ビニールハウス内に移動。

モンキーバナナは下の方の葉っぱが枯れ上がっていますが、無事、冬越ししました(実はハウス内に移してから少し元気がなくなりました。ハウス内と言えども屋外に出すには少し早かったようです・・・)。

ところで、下写真が育苗ハウスが設置してある畑の現在の様子です(下写真で左端に育苗ハウス)。

果樹や野菜の花が咲き誇っています。
この時期の自然農の畑は本当に地上の楽園と言った様相になります(夏は草茫々のジャングル!)。

上写真でピンク色の花はモモで、白い花はスモモです。

スモモにいたっては、この1年で一段と大きくなり、枝には花がびっしりついています。

自然農に切り替え、2〜3年前から畑の調子が良くなってきましたが、果樹もそれに劣らず元気が良いです。

さらに果樹だけでなく、自宅敷地内の庭木(下写真はハクモクレン)も年々、花をたくさんつけるようになってきています。

下写真は昔からあるクサボケ。

以前は花をみかけることがなかったのですが、3年ほど前から花をつけるようになり、今春はビッシリです。
私の剪定技術が良いからだと言いたいところですが、素人の私の腕が良いはずありません。
ではなぜ、このように花がたくさんつくようになったかと言えば、除草剤(グリホサート系)を使うのを止めたからだとしか思えません。
除草剤を使うのを止めて10年近くが経ち、土中の環境が改善しつつあることを草木が示しているように感じています。