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庭の整備(77)垣根の撤去とシバザクラの植栽

早くも梅雨入りしました。
年々、冬夏の寒暑が厳しくなるとともに陽気が良くて過ごしやすい春や秋が短くなっているように感じざるをえません・・・。
そんな短い春でも草木は溢れんばかりの花を咲かせます。
既に盛りは過ぎたものの、グランドカバープランツとして植栽したシバザクラが今年も綺麗なピンク色の花を咲かせました。
下写真はアプローチの垣根下に植えたものです。

下写真は車庫前です。

上写真で手前にあるプランターは1年前にポット苗を植え付けたのですが、目論見通り1年でプランターから溢れんばかりになっています(^_^)

木製のプランターカバーは自作のもので、1年前に古材(古民家の天井板として使われていた松板)を使って作りました。
風雨に曝されるものに古材を使うのはどうかなと思ったものの、今のところ全然傷んだ様子はありません。

ところで、このプランターが置いてあるところは以前、垣根(槙垣)があったのですが、将来的に隣接する公道から車庫に出入りできるようにするため一昨年の秋に垣根(一部)を撤去しました(下図で「20年撤去」とある朱色点線箇所)。

撤去したことで開放的にもなりましたし、風通しが良くなったことで周囲に蔓延っていた笹をはじめとする雑草の勢いが落ちたように感じています。
これに気を良くして、さらに撤去できるところはないかと考え、上図で「21年撤去」とある箇所を撤去することに。

実際には、垣根として使われているマキの木の伐採は冬の間に行い、既に終えています。(下写真は伐採直後の様子)。

上写真で朱色矢印で示す区間の8本を伐採しました。
この箇所は上写真のとおりコンクリート製の柵板により土留めが施されているため垣根が無くても大丈夫ですし、垣根を撤去することで隣接する公道(隣家の進入路)の見通しも良くなるだろうと考えたわけです。

垣根を撤去したあとは、隣接箇所と同じく、公道側からシバザクラ植栽、園路(芝生)、畑(自然農)のレイアウトにすべく、冬の間に耕起して笹や蔓(主にヤブタオシ)、球根類を除去しておきました。
そして、春になってシバザクラを植栽(ポット苗を@30cm間隔で植え付け)。

シバザクラの苗にはいつものとおり自家製のもの(昨秋に挿し芽)を用いました。

畑との間には幅3尺の園路を設けますが、園路は見た目とともに除草の負担軽減を図るため芝生にする考えです。
芝生はこれまたいつものように播き芝により行います。
ただ、いつもは播き芝に用いるランナーを既存の芝生から採取していますが、今春は他にも播き芝したいと考えていて数が必要になるためホームセンターで切り芝(高麗芝)を1束(約500円)買ってきました。

1束には上写真に写っているシート状のものが9枚入っています。
これを、そのまま張ると1束で1m2分にしかなりませんが、播き芝だと9枚のうち2枚あれば今回の面積を施工できてしまいます。

播き芝の方法はいつものと同じため省略し、最後に野良猫避けのためネットで養生して完了。

4月から6月は播き芝の適期で、今回は4月中旬に行ったため5月には活着するはずです。
ところが、連休を過ぎても播いたランナーに変化はなく購入時の茶色いまま・・・。
購入時は茶色くても(日本)芝は冬季に休眠するため休眠期に入っているだけだろうと安易に考えたのですが、枯死したものを買ってしまったようです。
そんなことで写真は撮っていませんが、先日、自家製のランナーを使って播き芝をし直しました。
芝自体は安価(約500円)とは言え、手間を考えると購入先のホームセンターに文句のひとつも言いたくなります!(枯死しているものを後日、1束200円で投げ売りしていたのも悪質!!)
枯死しているかどうかはランナーの重さで分かりそうなものですが、実際には土付きのため私のような素人には見分けるのが難しいです。
やはり確実なのは、休眠期から抜けるのを待って実際に芝が青くなり始めているのを確認したうえで購入するのが良さそうです(どうもホームセンターは相当早い時期:3月末頃に仕入れ、5月末あるいは売り切れ次第販売終了しているような感じです)。

庭の整備(76)カキの伐採

前回、縁石(外灯設置に伴い施工)の内側にコケを植え付けました。
※前回のブログ記事を分割して新たな記事にしました。

井戸を中心にして坪庭のような感じになったわけですが、とりあえずは井戸周りが整備されたことで、次に何とかしたいと思い始めたのが下図で朱色点線で示す隣接箇所です。

現状は下写真のとおりで、スイセンやヒガンバナと言った球根植物が密生しています。

よく見ると、その中にコンクリートブロック(花壇用)が埋もれているのが見えますが、実はこれは私が大学に入学した頃に買ったものです。
大学生になって時間に余裕ができたため庭(花壇)を整備しようと買ったものの、その後、コンピュータやインターネットにハマってしまい手付かずに・・・。

それから長い時を経て、ようやく再開する時がきました!
当時はコンクリートブロックを使うつもりだったようですが、昔の考えに囚われずにやっていくことにしましょう。
隣接する通路(下図でオレンジ色着色箇所)は昨秋に撒き芝を行っています。
ここも芝生にして通路と一体化してはどうかと思います。

芝生の生育に重要なのは水はけと日当たりの良さです。
水はけについては、先に整備した縁石により排水されるので問題なさそうです。
日当たりについては、上図で朱色丸印で示す箇所に大きなカキの木がありますが、北に位置するため大きな影響はないでしょう。

ところで、このカキの木のほかにも敷地内にはたくさんのカキがあります。
カキはたくさんあっても以前は他の果樹がほとんどない状況だったため、カキの一部を他の果樹に更新すべく、昨年までに様々な果樹(下図で28〜49の22本)を植えました。

下写真で右側に写っているスモモ(’17年に苗木を植え付け)もそのひとつで、順調に育っています(既に幹の太さが腕を超えるほど)。

そうしたことから今回の整備にあわせて、このカキの木(上写真で左側)を伐採することにします。
上写真で既にロープを掛けてあるとおり上写真で右方向(車庫前のスペース)に倒したいと考えています。

幹は真っ直ぐですが、牽引方向とは逆に大きく傾いています(垂れ下がっているロープが鉛直方向)。

ロープ(軽トラをアンカー)をある程度引っ張ったうえ(ローププーラーを使用)、いつものようにチェンソーで受け口を作ったうえ追い口を切ります。

そして、ローププーラーを使って牽引。
木を引き起こす形になるため相当なテンションがロープにかかりますが、なんとか無事伐倒。

幹の一部は薪にするため玉切り。

このカキの木は先に書いたとおり幹が真っ直ぐで、しかも太いです。
全て薪にするのは勿体ないように感じますので、一番良いところはとりあえず雨の当たらない車庫内に移して保管することにします(雨ざらしのほうが乾燥しやすいですが、カキは腐りやすいように思います)。

枝はバラし、太いものは乾燥させたうえウッドボイラーの燃料にするつもりです。

細かいものは畑の溝に投入して土壌改良資材とします。

播き芝については芝が生育する5月になってから行う予定です。
(日本)芝は冬は休眠しているためスイセンやヒガンバナ(冬が生育期)と共存できるように思いますが、あまりにも球根が増えているため一部を残して取り除いておきます(取り除いた球根は里山の斜面の植栽に利用)。

球根を取り除くため土を乱すと、すぐに野良猫に見つかって糞場になっています・・・。
まあ、播き芝を行う頃には芝の肥料分になっていることでしょう。

ところで、ブログ記事は遡って書いており、先のスモモの木(’17年植え付け)は現在、白い花で満開です。

昨年までは木が大きくなるばかりだったのですが、今年は一気にたくさん花を咲かせました。
これだけ咲けばいやがおうでも収穫を期待してしまいますが、果たしてどうでしょうか。