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網戸のメンテと手掛けの取り付け

1年前の今頃、勝手口に手すり(竹を利用)を設けました。

今の時期(夏)、勝手口は下写真のとおり網戸で開閉していますが、勝手口は出入りすることが多いこともあり、この網戸にいくつか不具合が生じてきました。

不具合のひとつが開閉がスムーズでないことです。
原因を調べたところ戸車の摩耗していることがわかったため、新しい戸車をホームセンターで買ってきました(下写真で上側が旧、下側が新。1組2個で1,000円程度)。

戸車はサッシメーカー独自のもののため取り寄せになるだろうと思っていましたが、ホームセンターに普通に売っていました。
しかも、LIXIL(トステム)系列のホームセンター(ビバホーム)で三協アルミ社の戸車です。

戸車を交換してスムーズに開閉できるようになりました。

あと、網戸の網(防虫ネット)について、開閉する際に手が触れやすい箇所が破れ始めています(下写真で朱色矢印)。

この網戸は20年ほど前に行ったリフォームにおいて設置したものですが、今まで一度も網を張り替えたことがなく、全体も経年劣化しているでしょうから、この機会に張り替えることにします(網は想像以上に長持ちするものです!)。

張り替え用の資材を、これまたホームセンターで調達。

古い網を外した状態で、枠の直角を確認すると僅かに歪んでいます(網を張っていない状態では枠はぐらつきます)。

立て付けにも影響しかねないため、枠をクランプで固定して直角を確保した状態で網を張ります。

張り替え完了。

ところで、網が破れた始めていたのは網戸を開閉する際に手が触れやすい箇所でした。
この網戸には手掛けがないため開閉する際にどうしても枠の縁に手を掛けやすく、それで網が傷んだわけです。

そこで、網戸の枠に手掛けを取り付けることにします。
手掛けは様々なものが市販されていますが、その多くは鉄や真鍮、ステンレス製です。
一方、網戸の枠はアルミ製のため、両者間での異種金属接触腐食が気になります(風雨にさらされる環境)。
木製のものを自作する手もありますが、その場合でも取り付けるのに鉄やステンレス製のビスを使うことになります。
全てアルミ材を使うことはできないものかと考えて思い浮かんだのが、アルミ製のアングルをアルミ製のブラインドリベットで取り付けることです。

アルミ製のアングル(建材用)については、いくつかのサイズの端材が手元にあるため適当なサイズのものを選び、ブラインドリベット用の下穴をあけます。

この下穴と同じ配置で網戸の枠にも穿孔。

ハンドリベッターでリベットをカシメて取り付けます。

完成!

実際に使ってみると、これが便利で、開け閉めするのが本当に楽になりました。
昨年は手すりが敬老の日のプレゼントでしたが、今年はこの手掛けをプレゼントにしましょう(製作費用0円!)。

倉庫の整理(17)コンクリート製柵板を棚板として再利用

昨冬、下写真の(雨水)排水路の地中に水道パイプ及び電気ケーブルを埋設しました。

排水路の畑側(上写真で左側)側面はコンクリート製柵板により土留めが施してありますが、上写真で奥の棚板は土圧で傾いてきていたため工事に伴い一時撤去しました。

その後、パイプやケーブルの工事は終わったものの、一時撤去した柵板については復旧せずにいます。
と言うのは、柵板の周囲に笹などの厄介な草が蔓延っており、それはコンクリートが土中の通気を遮断しているためのように感じ、いずれ柵板を積み石に変えたいと考えているからです。
この延長は10m程度ありますが、一度に全てを行うのは大変なため先の工事で柵板を撤去した部分(2m)について石積みを行うことにします。

石は畑の通路に放置してある大きめの玉石を利用します(菜の花が咲いているように実際には今春に行いました)。

石のストックがあるのは良いのですが、上写真のように無造作に放置してあると邪魔にもなるため今回、土留として利用して片付けたいと言う思いもあります。

石積みについては、これまでにも何度かブログ記事にしているため途中の経過は省略し、いきなり完成。

今回施工した区間(2m)だけですが、土水路の側面が左右ともに積み石になりました(右側の側面は5年前、外便所を解体撤去した際に施工)。

今回施工した積み石は畑の縁になるため、何か植栽しようと畝を立てるような感じで整地しておきました。

整地したところには、その後マツバボタンを植栽し、現在の様子が下写真です。

<写真>

ところで、撤去したコンクリート製の柵板が未だに放置したままになっています・・・。
邪魔になるし、何か使い道はないものかと思っていたのですが、ようやく使い道が思い浮んで鉄骨倉庫内に運んできました(サイズ:2,000mm×300mm)。

何に使うかと言えば、鉄骨倉庫内に保管してあるセメントや砂などの左官材を保管する棚にしようと思います。
現在、左官材は下写真のとおり、ぞんざいに保管してある状況です・・・(合成樹脂製の苗箱+合板を使って、とりあえず地面に接しないようにしてあります)。

柵板を安定して据えられるように建築ブロックで基礎を設けます。

こうすれば下部に通気層もでき、保管する左官材にとって良い環境になるでしょう。

建築ブロックのうえに柵板を据え付けます。

建築ブロックの長さ(39cm)に対して柵板の幅(30cm)が10cmほど小さいことから、敢えて後部に隙間を作って空気が出入りするようにしました。

ただ、隙間が10cmと大きいため物が落ちないように丸竹(上写真で朱色矢印)を詰めてあります。

こうして設置した棚に左官材を保管。

意外と良い感じになったため、長さが半分(1m)の柵板を同様に設置して植木鉢を保管しました。

コンクリート製柵板は土留めにも使われていますが、強度的には今回のような棚板として使うのが本来の使い方なのかもしれません。
いずれにせよ、敷地及び鉄骨倉庫内の両方が片付きスッキリしました(^_^)