日別アーカイブ: 2021-07-10

小型集塵機のメンテナンス

先般、ヤフオクで購入したジャンク品(不動)の卓上丸ノコを整備し、問題なく使えるようになりました。

この卓上丸ノコは鉄骨倉庫に設置して木の枝や竹(ウッドボイラーの燃料)などを短く切るのに使う予定です。

上写真のとおり卓上丸ノコには集塵機を接続する考えで、集塵機についても既に不動のジャンク品を入手してあります(マキタ 小型集塵機 450)。

この集塵機について、出品時の説明書きには次のとおりありました。
「突然動かなくなったため分解して中を確認したところコードに噛んだ跡がありました。この断線を修理できれば使えるようになると思います。」
コードの断線であれば私にも修理できそうだと思って購入したわけですが・・・。

まずは断線箇所を確認すべく分解。

説明書きのとおり確かにコードに少し噛んだような跡はありますが、テスターで確認すると導通あり・・・。
不動の原因はコードの断線ではないことが確定(残念)。

それにしても、集塵機の内部が石膏ボードの粉塵(白色の粉)で凄いことになっています。

ステータコイルのエナメル線どうしの隙間にさえ入り込んでいる有り様です。
ショートの恐れがありますし(石膏自体は絶縁体でも湿気を帯びる可能性あり)、今回の不動の原因になっている可能性も無きにしも非ずと言うことで、とりあえずは掃除することにします。

特にステータ周りが酷いため、アマチュア(回転子)やステータ(固定子)を取り外したうえ念入りに粉塵を除去(ダスター等を使用)。

石膏の粉塵が湿気を呼んだのでしょう、ステータの外面に錆が生じています。

アマチュアも掃除してスッキリしました。

アマチュアを取り外したついでにベアリングの動作もチェックしたところスムーズで、まだ交換する必要はなさそうです。

ステータを取り外すと厄介なのが、元に戻す際のブラシターミナル(下写真で朱色矢印)の取り付けです。

今回はステータのタッパが小さいため、指が何とかブラシホルダまで届き、比較的容易に装着できました。

掃除できたことから一度組み立てて動作するか確認してみます。

ところが、スイッチを入れてもウンともスンとも言いません・・・。
この集塵機は電動工具との連動機能があるため電動工具(卓上丸ノコ)を接続して卓上丸ノコを動作させても、やはり動作しません。

不動の原因をひとつずつ探っていくことにし、まずはスイッチ。
この集塵機のスイッチにはトグルスイッチ(手動ON − OFF − 連動)が使われています(下写真で朱色枠に回路図)。

回路図で1・2が手動側、4・5・6が連動側になりますが、手動でも連動でも動作しないと言うことはスイッチに問題は無いような感じです。
と言いつつ、念のためテスターで確認してみると、予測に反して手動側だけ導通がありません(思い込みは良くありませんね)。
そこで、スイッチを分解すると酷い状態です。

接点の汚れを除去(上がAfter、下がBefore)。

手動側も復活しました。

再度、組み立てて手動側にスイッチを入れると動作します!

手動側は動作するようになってものの、連動側については不動のままです。
手動側で動作することや、連動側のスイッチに問題がなかったことから、連動側の不動の原因はコントローラと呼ばれる基盤(下図で朱色枠)がダメになっていることで間違いないと思います。

結局、集塵機が不動だった原因は二つあり、ひとつはスイッチ(手動側)で、もうひとつはコントローラ(連動側)だったわけです。
コントローラもメーカーから部品として取り寄せられるのですが、6,000円ほどしますし、手動でON・OFFすれば良いだけですので今回は交換を見送ることにします。
その代わり専用のダストバッグ(下写真で白色の袋)を購入しました(ジャンク品の集塵機本体よりもダストバッグのほうが高価です・・・)。

卓上丸ノコと集塵機は専用の集塵ホースで接続します。
ちょうど、ガレージのほうで使っている集塵ホースの長さが5mもあって取り回しが悪いため、3m+2mに切り分けて短い方を卓上丸ノコ専用として使うことにします。

これで鉄骨倉庫でも卓上丸ノコ+集塵機を使えるようになりました。