竹製キーホルダー&キーホルダー掛けの作製

前回、玄関引き戸の錠前を修理しました。

もちろん、錠前は鍵(キー)とともに用います。
その鍵ですが、我が家には古いものを含めてゴチャゴチャになっているため、この機会に整理することに。
そして、ドアや引き戸自体が既にないものは鍵も処分したうえ、全ての鍵についてどのドアに対応するか調べられました。
ただ、普段使わない鍵(内から施錠するため)は、しばらくすればどの鍵だったか忘れてしまいそうですので、キーホルダー(名札)をつけておくことにします。
記名できるキーホルダーは百円ショップ等にも売られていますが、プラスチック製で自宅用として使うにはどうかと。
ここは、竹を使ってキーホルダーを作ることにします。

まずは割り竹を一定の寸法で切ります。

竹は「真竹」と呼ばれる種類のもので肉厚は比較的薄いのですが、それでもキーホルダーとしては厚すぎるように感じます。
そこで、鉈を使って3分の1程度に剥ぎます。

竹は鉈1本で割ったり剥いだりできる不思議な素材です。

続いて、ベルトサンダーを使って角を落とすとともにササクレを取ります。

ベルトサンダーは上写真のとおりひっくり返して机に固定しています。
こうすると小物の加工にベルトサンダーが活躍してくれます。

なかなか良い感じに仕上がりました。

とりあえず同じものを12個作製。

これに鍵の使用場所を示す名称を記入しますが、竹に文字入れと言えば以前購入したレーザー彫刻機の出番です。

上手い具合に文字入れできます。
レーザー彫刻機は木材よりも竹のほうが相性が良いように感じます。

上下にドリルで穴をあけて鍵を付けられるようにします。

これでキーホルダーは完成ですが、これらを掛けて整理できるようにキーホルダー掛けも作ることにします。
キーホルダー掛けは2個作ることにし、下写真の端材(上側:杉、下側:松)を利用します。

トリマーを使って飾り面取り。

フックには真鍮製の洋折れ(下写真で上側)と釘(下側)を使います。

これに先に作ったキーホルダーを下写真のとおり掛ける考えです。

キーホルダー掛けのひとつは普段使う鍵を掛けやすいようにスリッパラックの側面に取り付け。

もうひとつは普段使わない鍵を整理・保管するためのもので、埃を被らないようにキャビネット内に取り付けました。

防犯上、鍵は必要なのでしょうが、数が多くなれば、その管理も大変です。
そのうえ、情報化社会の進展に伴い鍵(パスワード)は増える一方・・・。
鍵が必要とされない社会になってほしいものです。

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