木製棚の設置

前回、竹製の手すりを設置しました。

この手すりは勝手口(上がり框があるところ)のところに設置したのですが、その足下はと言うと下写真の有り様です・・・。

我が家は床にモノを置きっぱなしにすると言う悪いクセがあるのです。
特に、このような出入り口や廊下にモノが溢れる始末・・・。
上写真に写っている蚊取り線香の類もちゃんとしたところに収納するようにすれば良いのですが、屋外作業時に蚊に刺されたときなど、ここに置いてあると便利なのです。
しかし、せっかく手すりをつけたのに、こうしたモノにつまづいて転倒しては元も子もありません。

そこで、床にモノを置かずに済むよう、この勝手口に小さい棚(長さ40cm程度)を設けることにします。
ちょうど手すりを設置したことで胴縁の位置(下図で緑色)が分かっていますので、その胴縁に対してビス留めする形で棚(下図で朱色)を設置できます。

棚と言えば、2年前に下写真のものを作りましたが、今回はサイズが小さいこともあり、シンプルに棚板1枚を市販の棚受け(金具)で支える構造にします。

棚板にはいつものように古材(改修工事において発生した松板)を再利用します。

棚板の幅を大きくすると勝手口を出入りする際に邪魔になりかねないため110mmとしました(長さは400mm)。

棚受け(金具)は、棚板のサイズ(幅110mm)から100mm×75mmのものを購入。

棚受けの色は壁側(クロス)にあわせて白色にしました。

棚板前方の角を落としたうえ、トリマーを使って面取り(飾り加工)。

今回は高い位置に設置するため裏側も面取りしておきます。

こうして加工が済んだ棚板を勝手口のところに取り付けます。

このとき、棚受け(金具)には下側のビス(1本)位置を中心に上側のビス(2本)に引き抜く力が作用することになります。
このため上側のビス(2本)を胴縁に対して留めるようにしています。

棚ができたので早速、床に置いてあった蚊取り線香等を棚に移します。

竹製の手すりと、木製の棚のコンビです(棚も竹を編んで板の代わりにする考えもあったのですが、スプレー缶などが安定しないため今回は見送りました)。

そして、肝心の床にモノが無くなってスッキリです(^_^)
ただ、棚は板のうえにホコリが積もりやすいのが難点です。
今回は蚊取り線香など、夏だけに使うものを置くため秋に片付ける際に板を拭き掃除するようにしたいと思っています。

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