耕作放棄地の再生(37)イノシシとタケノコと草刈り

先般、ハスを植え付けるため田圃(休耕地)に行って田土を採取しました。

その時(4月12日)の田圃の様子が下写真です。

緑で覆われつつある田面は、5月上旬に草刈りする予定です。
隣接する山林(我が家の所有地は一部)については、竹(孟宗竹)を徐々に減らすべく、タケノコの段階ですべて収穫するようにしています。
そろそろ孟宗竹のタケノコが上がってくる時期(4月12日)ですので確認しに山に入ります。

そうすると、至るところに無造作に地面を掘り起こした跡があります。

周囲にタケノコの皮が残っていることから、イノシシがタケノコを食べるために掘り起こしたようです(1、2年前からイノシシが出没するようになりました)。

それでもタケノコが上がっています。
まだ小さくてもイノシシに食べられてしまう前に収穫しておきます。

自家消費用として、これだけ収穫できれば十二分です。
逆に、タケノコを成長させないように山の中を伐って回る必要が無くなり助かります。

と思っていたの束の間。
その後、例年通りの「雨後の筍」状態に(下写真は4月25日)。

イノシシも満腹で食べきれないのでしょう。
しかし、イノシシ天国状態で、今後個体数が爆発的に増えるのではないかと心配です。

竹を徐々に減らしていく一方、竹を伐ったところにはクヌギ等を植樹しています。
春先に植えたクヌギの苗木を確認すると若葉が出ています。

一方、こちらの苗木は若葉が無く、よく見ると枝先がちぎられています。

これもイノシシの仕業かもしれません。
それでもイノシシは致命的なダメージは与えないようで、その後確認したところ新たに芽吹いていました。

そして、5月に入り(この連休中)田面を草刈り(下写真は草刈り後)。

所用時間は約1時間。
約1反(=300坪)の農地を普通に草刈りすると一日仕事になるのに対して、このように早いのは超高刈り(風の草刈り)に加え、半分程度の面積を占めるミゾソバやセリの群生地を刈らないためです。

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