補助ローラーの土台(ウェイト)作製

前回、天窓(トップライト)の暑さ対策としてシェードを設けることにしました。
シェードには半透明のプラダンを用いるため、それを抜き差しできるような枠を作ることにしています。

枠材(角材)の大きさは24mm×29mmとし、それを105mm×30mmの間柱(杉)から木取りします。

間柱を縦挽きすることになりますが、こうした挽き割りにはバンドソーを使っています(板厚が30mmあるためテーブルソーではキックバックが怖い)。
このバンドソーを2年前に入手した際、おまけで下写真の補助ローラーが付いてきました。

入手したときはサビが酷く、そのまま使えるような状態ではなかったのですが、サビを落として油を差したところ、ローラーもスムーズに回転するようになりました。
しかし、ローラー(頭)部分に対して脚部分に重量がないため、送材すると材とともに倒れてしまうのです。
補助ローラーの脚を見るとボルト穴(上写真で朱色矢印)がありますので、本来はボルト等で固定して使うもののようです。
とは言え土間コンに直接固定するわけにもいきませんので、角材を使ってウェイトを兼ねた土台を作ると良さそうです。

土台の形は正三角形。
そして、ボルト穴の間隔を測ると320mmですので、3辺の(中心)距離が320mmになるようにすれば良いだけなのですが、イマイチ自信がありません・・・。
そこで、1辺が320mmの正三角形を描き、これを基準にして75mm幅の外形線を描き加えます。

75mm幅としているのは、ホームセンターに売っているバタ角(75mm角)を使うためです。

バタ角の必要長さは、下図の木取り図から1.3m程度になります。

そして、ホームセンターで4mもの(杉、1,000円)1本を購入。

節だらけの荒材とは言え、これだけのものが1,000円で買えるのですから人工林が荒廃するのも当然なのかもしれません。

60°の角度で切断して木取り(丸ノコ使用)。

相欠き継ぎになるように両端を切り欠きます(テーブルソー使用)。

ビス留めして組みます。

補助ローラーの脚をコーチボルトで固定。

土台(ウェイト)により重心が下がり、安定感が増しました。

早速、バンドソーで間柱を挽き割るのに使ってみます。

そもそも杉の間柱で軽いと言うこともありますが、補助ローラーを転倒させることなく、スムーズに送材することができました。
安全にも作業できたわけで、これまで2年間、横着して作業していたことを反省するばかりです。
バンドソーはキックバックの恐れがないため、他の機械に比べると安全とは言われていますが、私のような素人にとって安全上の配慮は本職以上に必要に違いありません。

(先日、母方のおばが亡くなったため、しばらくの間、ブログの更新頻度が低くなるかと思います。)

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